【#02トレード練習】シナリオを描けるようになる（１日目）GBP/JPY

2024-08-29

#02では、#01で引いたラインをもとに、トレードのシナリオ（環境認識、エントリー、利確、損切り）を立てられるようになるための練習をしていきます。
添削していただいた結果を踏まえて振り返り、シナリオ構築の基礎を叩き込みます！
その後の実際の値動きも見ていきますが、シナリオは値動きの予測をすることではないことを肝に銘じます！

実践

通貨ペア：ポンド／円

H4：下降
H1：上昇中のトライアングル
M15：下降

【目線】
・H4が下降で、H1がH4をブレイクするも上昇の勢いが落ちていることから、全体としては基本はショート。　　　
・15分足のチャネル内のショートだと、トライアングル下辺の上昇反発がありそうなので、下辺ブレイク後のショートかなと思いました。
・ただ、トライアングルの安値が切り上がっているので、ロング目線も。

【RR比】
ショート：1:1.1
ロング：1:1.4

４時間足

１時間足

15分足

添削結果と振り返り

【添削結果】
環境認識
　H4の上辺をブレイクしたがすぐに下落、ショートに行くかと思われたが、上昇トライアングルっぽくなっている。基本ロング目線のチャート

白矢印線のロングシナリオはOK
　H1のトライアングルの下辺ラインが効いているので、そのラインを意識し、押し目でロングを取る目線でOK！
　ただ、白矢印線だと数時間待ちそうなのと、直近で見ると、M15チャネル上辺をブレイクしそうなので、直近の高値（水色点線）をブレイク後、押し目を待ってのロングが考えられる（下画像参照）。

直近では、無理にショート目線（赤矢印線）は持たなくて良い。
　もし下落するのであれば、H4上辺を下ブレイクしたときに、もっと勢いよく下落するはず。
　実際は、下落は続かず、安値を切り上げられて上昇トライアングルになっているので、基本はロング目線。
　ショートも取れなくはないが、現状で期待値が高いのはロング。

上記シナリオだと、利確は２本目の黄色点線ではなく、１本目の黄色点線の前になり、利確幅が狭すぎる。RR比も悪いので期待値は低い。

もし、ショートを見るなら、H1トライアングルの下辺を下抜けた押し目のタイミングで。広い目線で見た方がベター。
　
【振り返り】
そもそも環境認識が違っていた。上昇トライアングルを認識しつつも、H4の下降トレンドに引っ張られ、「全体としては下降」の意識になってしまった。
　上位足は考慮しつつも、トータルで現状を把握する必要がある。
ショートシナリオの利確幅を考えるとき、１本目のラインをしれっと超えて考えてしまった。こういう細かいミスがシナリオのミスに繋がるので、水平ラインをよく見てきちんと意識する。
押し目を考えるときに、チャネルの上辺や下辺を意識しすぎていることに気づいた。水平ラインの方がより意識される（強い）ことを念頭にシナリオを考えるようにする。