#02では、#01で引いたラインをもとに、トレードのシナリオ(環境認識、エントリー、利確、損切り)を立てられるようになるための練習をしていきます。
添削していただいた結果を踏まえて振り返り、シナリオ構築の基礎を叩き込みます!
その後の実際の値動きも見ていきますが、シナリオは値動きの予測をすることではないことを肝に銘じます!
実践
通貨ペア:NZドル/米ドル
H4:上昇(チャネル上限で反発下降したところ)
H1:上昇(チャネル下限を微妙に下抜け)
M15:下降(チャネル上限をブレイク)
【目線】
上位足は上昇。
15分足は下降トレンドではあるものの、下降の勢いは弱まっており、チャネル上限をブレイクしているため、上目線。
H4は、チャネル上限で反発下降したところであり、H1チャネルも若干逸脱しているため(誤差の範囲?)、ショート目線も。
【エントリー】
ロング:H1チャネルに回帰後、押し目でエントリー
ショート:前回安値を更新後、戻りでエントリー
【利確】
ロング:前回高値直前で利確
ショート:H1の前回安値前で利確
【損切り】
ロング:H1下限チャネルをブレイクした後のM15の前回安値を超えたところで損切り
ショート:H1チャネル回帰後、M15の前回高値を超えたところで損切り
【RR比】
いずれも1:1.1
4時間足
1時間足
15分足
添削結果と振り返り
【添削結果】
ロング:H4チャネル上限の近いので、ロングは見にくいかも。ロングをするにしても利確幅が広すぎる。
ショート:下落を見る幅が狭すぎる。H1で俯瞰し、三尊形成を想定してみる。
【振り返り】
H4もH1も上昇トレンドなので、現在の価格がH4チャネル上限にあるにもかかわらず、ロング目線を強く見てしまった。
直近でH4チャネル上限できちんと反発しているので、ここをブレイクするには、H1の上昇の勢いがもっと必要だったかも(H1はチャネル下限を下抜け中)。
添削後
ショートシナリオ
もともとのショートシナリオは、ここで見ると上昇のエリアとなるため、ショートを狙うなら、H1の視点で狙うべし。
ロングシナリオ
直近の下降後に、一旦反発して上昇しているおり、現在、ちょうど押し目が形成中であるため。
利確は、強く意識されているH4チャネル上限付近まで待つと、いつ反発されるかわからないので、その前の直近高値を目指す。