#03では、#シナリオをもとに、リプレイ機能を使って、エントリーと利確/損切りをして、エントリーポイントの判断力を養い、エントリーの正確性を上げるための練習をしていきます!
通貨ペア:EUR/USD(リプレイ:2024年3月1日 11:00)
4時間足
1時間足
15分足
※「上昇トライアングル」と記載していますが、「下降トライアングル」の誤りです。
H1:下降
M15:下降
【環境認識】
H4は上昇していたが、チャネルを下に逸脱。
その後、安値更新・高値更新失敗が見られ、下降トレンドに。
チャネル内の値動きを見ると、中盤まで下降し、小さく上昇したところ。
→ショート目線
H1は下落中だが、チャネル上限を逸脱し、下降の勢いが弱まっているところ。
ただし、連続した高値更新までは見られず、H1直近高値付近で反発下落している。
まだ上昇転換したとは言いにくい状況。
→まだショート目線
M15は下降中だが、チャネル内の値動きを見ると、明確な安値更新まではできていない。
→ショート目線
→全体:ショート目線
【ショートシナリオ】
損切りは、M15直近高値上
利確は、M15直近安値前(RR比1:1)
M15のチャネル上限まで上昇した後の戻りでエントリー
【結果】
シナリオどおりエントリーしたが、シナリオの位置で損切り
添削結果と振り返り
【添削結果】
下降チャネル逸脱時:本来は、そのまま安値更新して下降していくところ、それに逆行してチャネルを上抜けしているので、直近だと上昇傾向と見るべき。
また、チャネル逸脱後、一見下降チャネルのように見えたとしても、実際は高値更新している。
これは、H1で上昇チャネルをきちんと引いておけば認識できていたはず。
特筆すべきは、M15で安値更新に4回(シナリオ構築時までに2回、エントリーまでに4回)失敗していること!
→エントリー時点でそこに気づけていれば、M15チャネルを上抜けする可能性も考えられていたはず。
→仮にショートを打つとしたら、M15の支持線をブレイクした後の戻りだが、直近でショートを打つのは怖い状況(安値更新失敗が続いているから)
下降のシグナルが見えていないのに(直近の安値をブレイクしていないのに)エントリーしているのはNG
「チャネルで反発したからエントリー」ではダメ!
直近の細かい安値をブレイクした後の戻りをきちんと見る!(下図参照)
振り返り
ただ、通常、下降トライアングルは、弱気パターンのときに出現するものなので、上昇トレンド時に出現した場合は、反転パターン・継続パターンのどちらとして考えれば良いかという疑問が生じたので、改めて調べてみた。
【結論】
トレンドの継続や一時的な調整として解釈されることがあるが、重要なのはブレイクアウトの方向
※詳細は、以下の関連記事に整理した↓
添削と下降トライアングルの整理を踏まえたシナリオとエントリータイミング
上昇トレンド中に出現する下降トライアングルの意味(一時的な調整・継続)を整理できていれば、あまり迷いなくロング目線を持てていたかも。
ただ、そうでなくとも安値更新を失敗していることに対してきちんと違和感を持ち、シナリオに反映できていなかったことが問題。
(環境認識で「明確な安値更新まではできていない」と書いていたにもかかわらず…。)
エントリーのタイミングは、下降トライアングルの下辺で反発し、直近高値更新後の押し目で。